また来たんですよ、京都。一人美術部強化合宿です。
大好きな大好きな、といってもそんな昔から知っていて好きだったわけでなく、たぶん知ったのは半年くらい前、それからあれよあれよというまにふぉーりんらぶ。そんな私の永遠の恋人、魂の師匠、最強に尊敬する人、天才とはこの人のためにある言葉だと思っている、そんな人の回顧展を見にきたのです。
じゃじゃん!その名も!じゃじゃん!
河鍋暁斎!
まーじーでーこの人は天才!
なんていうか、語彙の乏しい私は文末にエクスクラメーションマークをつけることぐらいでしかこの感動をあらわせないのが悲しいんだけど、とにかく言えることは、この春、全人類は京都国立博物館を詣でるべきってことですね。これは絶対です。
これはメインのポスターなんだけど...

このデザイン責任者でてきて!ちょっと!
これは私の贔屓のひきたおし?客観的に見れてないのかしら?このデザイン、そしてキャッチフレーズはないんじゃないかと思うんだけど...どうなの?
ていうかキャッチフレーズに関して言えば私の中での最初かつ最高のものは今年初頭の成田山での「酔うて候」なんだよね。あんな気持ちのいい題名はないよ。すばらしいセンス。
御託を並べてないで絵の感想を書こうと思ったんだけど、全部いいのよね、なんせ天才だから。
だから重ねて申し上げるけど、地球上の全生命体はこの春、京都国立博物館に来るべき。
出品リストの順にメモします。
《九相図》、最初の感想メモがこれって...まあいいか...順番だもんね。
死者が朽ちていく様。ぶよぶよの死体がまじできもすぎる。きもい。
《五月幟図》鯉のぼりを正面から描いているのだけどそのうまさに腰を抜かす。
《九尾の狐図屏風》中国とインドの神が富士山を使って化け物の(?)九尾の狐と遊んでる。壮大なスケールが心地よいユーモラスな作品。
《閻魔大王浄玻璃鏡図》閻魔と鬼のびっくりした表情がかわいい。死者の生前の行いをうつす浄玻璃の鏡に女性をうつしても何も悪いものがうつらないというところ。これ、女は手強い、女の本音はわからないってことなのかな?
《飴天狗図》かわいすぎる!おもしろすぎる!!飴の包み紙に小さい天狗がはりついたりいろいろしたりしてる。まさにはえとり紙!超おもしろい。
《風神雷神図》の落とし物をした雷神がいるほうの作品。雷神のえへ♪みたいな顔と、風神のおいおいまじかよみたいな顔がおもしろすぎる!暁斎のクリエイティビティーに心底脱帽!
あといろいろでてた《幽霊図》がこわすぎます。
《山姥図》山姥母さんのクールなかっこよさにひかれます。現代的にいうとヤンママ?ちょっとちがうか...
《文読む美人》これ成田山でもみた。暁斎の美人図ほんと大好き、超いろっぽい、超美人。
少女たつへのレクイエムというセクションがあるのですが、ここは相当泣けます、ていうかこれを見たおたつちゃんの親御さんは間違いなく泣いたと思う。気になる方は、続きは京博で♪
なんせ早く寝たいけど感想は書きたいということでかなり猛スピードです。
《観世音菩薩像》荘厳で、しかし、典雅で。美しい、これほどまでの仏画がかつてありましょうや?←ほめすぎ?
《花鳥図》鳥と蛇と猛禽。色と画題と、迫力の競演。
《北海道人樹下午睡図》まったくばかだから、この人は←最高のほめ言葉。ほんと馬鹿。大好き。
《大和美人図屏風》これだよこれ。これを見るために、これに導かれて京都に来たんだ。最高だね。最初フライヤーでこの絵をみたのが暁斎を知るきっかけだったんだ。そのときすごい美人だなって思った。こんな美人みたことないって。髪型がモダンだと思ったのに17世紀の髪型なのだそうだ。女性の髪型の歴史っておもしろい。でも昔の髪型って知ってもやっぱりなんかすごくおしゃれにみえる。そして実物をみて気づいたのはすっと鼻筋が通ってるように塗られている。ハイライト効果というか。着物の柄の緻密さ。楽器の模様とかがあしらわれていて華やいだ感じ。花籠の牡丹、手の花束のリアルさ。こんな存在感のある花はほかの美人画でみたことない。この花のリアリティーがすごく私をひきつけるんだろうな。よく見ると畳の線がちょっと不思議、でも変には感じない。逆に画面をひきしめているというか。視覚のイリュージョン。奥の屏風も空間に彩りを与えている。そんな感じですべてパーフェクトよ。右隻のことばかりだったけど左隻もいいのよ!これメディアを通してだと左隻ちょっとみおとりするかなーと思ってたんだけど、実物みたらいえいえそんなことは。シックな魅力をたたえているのですよ。着物の柄、羽の模様とかすごく繊細だしね!
実はこれを見ていたとき、河鍋楠美先生をお見かけして、私話しかけたの!もちろん先生は私のことをご存知じゃないです、私がメディアを通して一方的に存じ上げてるだけ。でも図々しくもべらべら自己紹介して自分がいかに河鍋暁斎先生をお慕い申し上げてるかとうとうとしゃべってきた。たぶん楠美先生、ひいてたと思う。いいんだいいんだ、人生やりたいことやったもんがち♪
そんな感じで今日の感想おわり!
最高の一日でした。




はなさんのすごい興奮ぶりが伝わってきますね。
私も一日休みがとれれば、京博の「河鍋暁斎展」と名古屋市美術館の「モディリアーニ展」のダブルで日帰り強化練習をしたいのですが、どうなることやら・・・。
行かれちゃったんですね、しかも初日に。
わたしも行きたいなあと思いつつ予定が立っておりません。
でも、こういう記事を読んでしまうと、スイッチが入ってしまいそう。。。危険だなあ。
しかし、ほんとこの看板のデザインはちょっと考えていただきたいものですね〜。
返事が遅れてしまってごめんなさい!!
暁斎展、いってまいりました!もう大興奮です!
あーしあわせだなあと思いながら何度もうろうろしました。
今度は埼玉の暁斎美術館にも行ってみたいと思います。
名古屋でモディリアーニがやっているのですか〜。
新美のとあわせて見られたらいいですね!
美術部強化練習のご成功をお祈りします!
♪あおひーさん♪
返事が遅れてしまってごめんなさい!!
ぜひぜひあおひーさんもいらしてください〜☆
もうスイッチいれまくっちゃってくださいな!
こういうのは勢いだと思うので、あの金比羅さんと京博のじゃくちゅう小企画のときのファイトをおもいだしてください〜♪
ようやく記事にすることが出来ました。
しかし、ほんとレパートリーが広いですね、暁斎って。
今回は幽霊がツボでした。
あの表情が頭から離れません。
このあと松本に行く予定にも関わらず、図録を購入。
さすがに重かった〜。
でも、関西遠征に行ってたはなさんのほうがもっとすごい!
東京で開催していたら、混雑覚悟で何度でも行きたくなる、そんな展覧会ですね。
今後も暁斎展以上に「泣きたくなるほど、おもしろい」はなさんの熱のこもった記事を楽しみにしています。
あおひーさん、こんにちは!
TBありがとうございます!
後ほどお返しにいって、そしてゆっくり拝読しますね^^
なんでも描ける暁斎、ほんとにかっこいいです。
すごい人がいたもんだと思います。
私は暁斎とあと細見の江戸絵画展を両方見るためにかなり早い時期からこの関西ゆるゆる滞在を企画していました^^;
単なる暇人ですよ〜!
♪Minnetさん♪
Minnetさん、こんにちは!
TBありがとうございます☆
あとでしっかり拝読しに行きます!
東京で開催していたらほんと通いますね〜!
京都にゆっくりいられたおかげで2回もみてきましたし♪
幸せな贅沢な時間でした。
私の記事はなきたくなるほどぱっぱらぱーですが、しかも最近更新頻度が下がってきて、もう取り得ないじゃん><と思ってるのですが、がんばってかきます!^^
初日に行かれてたのと、河鍋先生にお会いしてお話されたのが、うらやましいところです。
「酔うて候」のタイトルはかっこよかったですよね。わたしもすてきだな〜と思ってました。
あれは京都の思文閣さんが本を拵えたのですが、
まぁ色々・・・うふふ。
初日に飛び込んだのも、河鍋楠美先生とお話できたのも、自分の中ではかなりアツい思い出です!
また埼玉の記念美術館になんとかして足を運んで河鍋先生とお近づきになれたらな〜><なんてストーカー的なことを考えております。
>あれは京都の思文閣さんが本を拵えたのですが、
>まぁ色々・・・うふふ。
また〜思わせぶりな!!^^;