2008年02月03日

「国宝 雪松図」と近世絵画

もう会期は終わってしまったのですが、行った記録を残しておきたいと思います。
三井記念美術館で開催されていた「『国宝 雪松図』と近世絵画」です(会期:2007年12月23日から2008年1月31日まで)。



三井記念美術館、初参戦でした。きれいだね〜!うっとりするような建物。すごくきれいで品のよさみたいのを感じるよ〜。

絵画の部屋の《誰が袖図屏風》というのが面白いなあ、と思いました。いろんな着物が置いてあったりかけてあったりする様子が模様になっているのです。なんだか服をかけてる様子を部屋の装飾具の模様にするなんてユニークだなあと思ったのですが、こういう風に「誰が袖図」っていう風に文様に名前がついているということは、こういうモチーフの道具は他にも作られてたりするのかな?ちょっとそのあたり知りたくなりました。

そして、丸山応挙の国宝、《雪松図屏風》を見ました。雪吹雪が吹き荒れた後の静けさの一瞬、というように感じました。背景の金色がしんと張り詰めた荘厳な冬の空気を表しているようで。構図も素敵でした。右の老松の厳しさにぐっとつかまれた視線が、左の若松の若々しさでふわっと受け止められるような全体の流れ。絵全体から来る冬のダイナミックな美しさをいつまでも味わっておりました。

同じ部屋にあったのが応挙の《稲麻綿図》という絵。ずいぶん、さらっとした感じですが、これもとても気に入りました。なんていうか、この無駄な力が入ってない雰囲気と絵柄が、衣食足りることへの感謝を呼び覚まします。

次の部屋に行くと、お正月らしい、にぎやかな遊び道具が勢ぞろい。山口素絢の《百人一首歌留多》。…ほしい!これ、ほしいよ!きれいに色が残ってるものだなあ〜と感心しました。山口素絢氏は応挙の高弟ということだそうです。

また別の部屋に行き、「初公開・松坂三井家新規寄託品」ということで展示されていたものの中に観音図が2枚。河鍋暁斎と酒井抱一のものでした。まるで雰囲気の違う観音図。抱一のはお上品でございます。暁斎のは小さい画面ながら、元気一杯の観音様。この人の作品をいろいろ見てみたいと思います!

ちなみに、こちらの美術館、茶道具がとても素敵で、ついに私の中の「お茶を学びたい」目盛りが振り切れてしまい、ミュージアムショップでこんな本を買ってしまいました〜♪えへ!





まずお茶会にお呼ばれする時のいろいろについて勉強できるんだけど、これがなかなか読み応えがありました。深いなあ…。勉強することたくさんあるなあ…。底なしに深いです。しかも、このほん、シリーズになってて、めちゃめちゃ量多いのね。全巻コンプはきついなあ…。

posted by はな at 17:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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