2007年10月24日

琳派展] 神坂雪佳 ―京琳派ルネサンス―

これもこの秋京都へ行く楽しみの1つでした。狩野永徳を見るっていうのをメインとして、秋の京都で気になる展示を2つあわせられた今回のスケジュール、私的に大満足の100点満点でした!!

於:細見美術館
会期:【前期】9月22日から11月4日 【後期】11月6日から12月16日



:解説(公式サイトより):
明治から昭和前期にかけて京都で活躍した神坂雪佳(1866−1942)。琳派に傾倒しながら、明快でモダンな独自の様式を築きました。雪佳は絵画にとどまらず、染織品、陶器、漆器など、暮らしを彩る様々な分野の装飾、意匠にも手腕を発揮し、図案家としても注目されています。
本展では華やかな草花、ユニークな視点で捉えた動物や人物を描いた絵画、雪佳デザインの工芸作品、また代表作『百々世草』などの図案類を展示するほか、雪佳旧蔵の美術品も紹介し、雪佳芸術の原点にも迫ります。「光琳の再来」とも評され、現代の人々をも魅了する雪佳の世界をご堪能ください。

とのことなのです。楽しみ、楽しみ!!ああ、金魚ちゃんに会うのが楽しみでたまりませんでした。京都の細見の金魚ちゃん!雪佳の大事な金魚ちゃん!!(←うかれすぎ)

まず入ってすぐの《四季草花図屏風》の美しく、かつ、大胆なデザインにうっとり。左隻の草花の上のほうが画面でカットされてるのが斬新なのに美しさを損なっていない。新しい時代を感じます。

お目当ての《金魚玉図》は実物を目にして知ったことがあります。表装がおもしろい。簾のようになっていて、表装もデザインの一部になっているのです。これには感心しまくり!そして肝心の金魚ちゃんと初対面した喜びで心もほこほこ。

《百々世草》というのが今回の目玉の1つだったようですが、私が一番気に入ったのは「菊桐」です。ピンクの菊がお菓子のよう!これいいわ〜。ほんわかみとれちゃいました。

《本阿弥光悦像》という絵もあってね、これには富岡鉄斎が賛を添えているのですが、富岡鉄斎の字は味があるね。うん、いい。

《楽屋図》という絵は楽屋の人々が着ている着物が細かく美しく描き込まれていて、さすが、図案もやった人だなあ!という感じ。表装もまたモダンで素敵なんだよね。なんかストライプなの。

そのほかにも雪佳図案の工芸品とかいろいろありました。漆芸作品で「神坂雪佳/図案・神坂祐吉/作」というのが散見されて「門人とかかな?」と思ってたら漆芸家の弟さんなのだと解説に書いてありました。いいね、兄弟で作品が作れるなんて。まさに尾形光琳・乾山。

なんていうかなー、いちいち良いんだよね。見るもの全て良いんだな。数が多いとかそういうわけじゃないんだけど、でも、この展覧会に3日くらい軟禁されてもいいかなって思った。生命維持に必要な酸素とか栄養はちゃんと与えられるという条件下でだけどね!食事はあそこの併設カフェでいいかぁ。いつも貸しきりパーティーやってる人気のカフェ。なぜそんなに人気なのか謎。

ここでは琳派つながりということでこんなフライヤーも拾ってきました。2枚ほど。






静岡県…門司…さすがにそれはちょっと行けないなあ、特に門司は物理的に遠い。
きっと琳派の作品についてはこれからも近場で目にする機会があるでしょう。それになにより私はこの京都旅行で満足満足でしたし!
posted by はな at 20:02| Comment(4) | TrackBack(1) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
神坂雪佳、関東ではあまり知られてはいませんが、京都では「雪佳はん」といって親しまれている作家です。友禅の関係からか京都の着物関係の会社なんかにいったら、応接室なんかにさりげなく飾ってある事もよくありますよ。
一時エルメスの広告誌で大きく取り上げられ、日本でも騒がれました。
あの「金魚玉図」愛嬌があっていいですね。
Posted by 好日 at 2007年10月28日 18:23
♪好日さん♪
そういうふうに生活の中に美しく溶け込んでいるというのが神坂雪佳らしいなあと思います。琳派と京都の素敵さを感じさせられます!!
「金魚玉図」ようやくほんものをみることができました^^なんとも魅力的な作品でした!
Posted by はな at 2007年10月29日 20:53
こんばんは。金魚玉は本当に可愛らしいですよね。あの斬新なデザインもまた良いなと思います。ふわふわと浮いているというか泳いでいるような感じですよね。

>特に門司は物理的に遠い。

抱一が好きなので見たいのですが、門司は確かに遠いです…。(三島は出来れば行きたかったのですが…。)
いつかはこの美術館で抱一展が見たいです。
Posted by はろるど at 2007年11月17日 23:57
♪はろるどさん♪
はろるどさん、こんにちは^^
最初に細見でミュージアムショップを物色したときにポストカードで見たのが、私と金魚玉の最初の出会いなんです。
だから、今回本物を見ることが出来て大感激!
見事なデザイン性ですよね。

はろるどさん、抱一お好きですよね♪
ブログなどを拝見しているとそんなことを書かれているのをよくお見かけします。
私なんか全然知見が足りないのですが、琳派全般的に惹かれるところが強いので、少しずつ琳派に対するいろんな知識を身につけられたらいいなあって思います。
細見で京琳派を堪能、いいですね〜☆
Posted by はな at 2007年11月18日 11:02
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Excerpt: 細見美術館(京都市左京区岡崎最勝寺町6-3) 「神坂雪佳 - 京琳派ルネサンス - 」 9/22-12/16 日本橋高島屋で見た展示の記憶がまだはっきりと残っています。明治より昭和にかけて京都で..
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Tracked: 2007-11-17 23:44
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