2007年07月13日

パルマ イタリア美術、もう一つの都

国立西洋美術館に行ってきました!

「パルマ イタリア美術、もう一つの都」展を見るためです。

公式サイトはこちら↓
http://www.parma2007.jp/

なるほど、サブタイトルそのまんまだな、「イタリア美術、もう一つの都」だな、と思いました。こういうサブタイトルつける人ってセンスいいよね。もちろん、「看板に偽りあり」なタイトルとかも時々見かけるけど、このサブタイトルはこのパルマ展の意義をよく表現していると思いました。

この展示についてはTakさんのアートブログ「弐代目・青い日記帳」での記事がとても勉強になりますので紹介させていただきます!行った人も行く人も行かない人も必読!

http://bluediary2.jugem.jp/?eid=1052

読んでから行けばよかった、と、後悔…。

まあ、でも、自分のコンディションで自分の目で自分のペースで見ればいいさね。自分が見て、ああ素敵だと思えれば、それでいいのさ!


セクション2「コレッジョとパルミジャニーノの季節」に足を踏み入れるといきなりの力作ぞろいにかなりびびりました。

特に好きだったのはドラマティックなワンシーンを描いているコレッジョ(アントーニオ・アッレーグリ)《東方三博士の礼拝》、生き生きとした表情が魅力的だと思った同じくコレッジョ《階段の聖母》。パルミジャニーノ(フランチェスコ・マッツォーラ)の作品では《ルクレティア》が抜群に美しいと思いました!モチーフ的には心が痛むもので個人的には好きになれないのですが、でも美しい。金色の髪、透き通る白肌、そして、悲壮な表情。

あとセクション5の「バロックへ カラッチ、スケドーニ、ランフランコ」も新しい時代を感じてかなりよかったです。
スケドーニという人は、不思議に目をうばう絵を描く人でした。光と闇のコントラストは必ずしも写実的なものではなく、光の部分は内側から全体が発光しているような色を帯びている絵なのです。何枚かあって、どれもそういう不思議な引力をもっていました。

こういうふうに今まで知らなかった時期・場所の絵を見るのってほんと楽しいね〜!いつも思うことだけど世の中にはもっと知りたいことがたくさんあるな、と感じるわけです。


パルマ展のあとは西美の常設展をたっぷりみてきました!いやぁ、いつもながらおなかいっぱいになる…。松方さんはすごい人だったんですね。松方コレクションってすごいよね…。大好きな「黄色いアイリス」も帰って来てました。見る場所によってちょっと雰囲気が変わるのが不思議よね。

あとロマネスク美術の写真展もありました。これも見入っちゃうものばかり。こういう建築美術はなかなか見に行く機会もないし、素敵なカメラマンの手にかかるとかなりおいしい展示になるなあ、と思わされました。

ともかくそんなこんなで満腹ですよ!


西美前に咲いてた花。



ロダン〜♪



posted by はな at 22:06| Comment(11) | TrackBack(8) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなさん、こんばんは。
TB有り難うございました。
リンクまで感謝感謝です。

>自分の目で自分のペースで見ればいいさね。
その通り!
私も初めて観た時はまっさらな状態でしたので
マニエリズムやら何やらさっぱり分りませんでした。
たまたまお話が聞けただけです。

それにしても、名前を知らずとも
これだけ感動を得ることが出来るものなのですね。
絵ってやっぱり素晴らしい!!
Posted by Tak at 2007年07月13日 22:29
Takさん、こんばんは〜!
Takさんの今回の記事はいつもにもまして力作だったのでぜひぜひリンクさせていただきたいと思いました!

Takさんは専門家の方と一緒にまわられる機会がおありだったのでしょうか?だとしたらとてもうらやましいです〜。絵の歴史的な背景や読み解き方がわかって見られるのはやっぱり鑑賞自体もより印象深くなるんだろうなと思います。

でもほんと、知識なしでも、力作ぞろいに圧倒された展示でした!
Posted by はな at 2007年07月13日 22:56
はなさんこんばんは。
パルマ展行かれたんですね♪
私も西美前の可憐な花見ましたよ!

>世の中にはもっと知りたいことがたくさんあるな
私もよく感じます!
絵を見た後なんてとくに感じますよね。
だから美術館って素敵です。

パルマ展確かに満腹でした〜!
見れば見るほど感動の連続。
そして松方コレクションはやっぱりすごいですね!常設は何度見ても心洗われる気がします♪

TBさせていただきます。
よろしくお願いいたします。
Posted by marimo at 2007年07月14日 22:46
♪marimoさん♪
marimoさん、こんにちは!
ようこそお越しくださいました〜^^

西美前の白い花、小さな蟻さんが一生懸命働いていました。甘い蜜があるのかな〜なんて思いながら見てました♪

美術って何も知らないまっさらな状態で見ても存分に楽しめるけど、それにまつわる歴史や画家のことや他の作品との関連などなど、いろんなことを知りながら見るとまた違った楽しみ方が出来て、ほんと奥深いですよね!
私なんて広く浅くかもしれないけれど、美術館めぐりを通していろんなことに触れていければなって思ってます^^

常設はほんと、どっさり、て感じですよね!タイムトラベル&世界(主にヨーロッパですが)旅行て感じです!

TBもありがとうございました☆
お邪魔しますね!
Posted by はな at 2007年07月15日 11:42
こんばんは。

この展覧会を企画された西洋美術館の高梨氏の
スライドトークをお聞きすることができました。
Posted by Tak at 2007年07月15日 23:57
こんにちわ。
期間中にもういっぺん、行ってこようかと思ってたりします。
>こういうふうに今まで知らなかった時期・場所の絵を見るのってほんと楽しいね〜
そーなんですよ。まずは自分の目で見てくるのが大事なんですよね〜。
Posted by あおひー at 2007年07月16日 09:50
♪Takさん♪
展示を企画された方のお話なんて、すごくためになるものだったと思います!それを聞かれてのTakさんの記事だと思うと、なんだかさらに輝きを増すように思えます〜!!Takさんはほんと素敵な人脈をお持ちですね^^


♪あおひーさん♪
あおひーさん、こんばんは!
ぜひぜひ2度目もいらしてください^^
また新たな感想の記事を待ってますよ〜!
>まずは自分の目で見てくるのが大事なんですよね〜
これは私もすごくそう思います。
1度はキャプションなしで絵だけを見る、2度目に回るときに解説なども読む、という見方をしてみたいと、時々、思います。
Posted by はな at 2007年07月17日 21:38
はなさん、こんばんは〜!
ようやく最終日、激混みの中行って参りましたよ、パルマ展♪
新日曜美術館で計4回、見たのですっかり見た気になってましたが(嘘です!)、この目でみるとやっぱり本物の迫力に圧倒されました。マニエリスムに突っ走っていくのが、面白かった〜!
Posted by rubicone at 2007年08月31日 00:21
♪rubiconeさん♪
rubiconeさん、こんばんは☆
最終日はやっぱり混みますよね〜。
お疲れ様です!!
テレビで見たからって見た気になってちゃだめですよ〜(笑)
この展示、普段なかなかお目にかかれない時代の作品一挙公開って感じですごかったですね。
かなり興味深かったです。
ルネッサンス・マニエリスム・バロックについてちゃんと勉強してからいけばよかたな〜と反省!!
Posted by はな at 2007年08月31日 22:18
こんにちは。見応えのある素晴らしい展覧会でしたね!
圧倒されるような迫力のある作品、優美で繊細な作品がたくさん。西美の広い展示室・高い天井が、より一層作品を見栄えよくしているように感じました!!
コレッジョ《幼児キリストを礼拝する聖母》に感動♪『ラファエロ系の作品、結構好きなのかもしれないな〜』と認識しました。(自分でもビックリです!!)
私が鑑賞したのは目がチカチカするような晴れの日、40℃を記録!!(@_@)
皆さん外出を控えていたようで、会期末にもかかわらずスカスカでした!(^_^)/
Posted by りゅう at 2007年09月02日 14:23
♪りゅうさん♪
りゅうさん、こんばんは!
お越し頂きありがとうございます☆
ずいぶんと暑い日にいかれたようですね〜!
でも美術館の中は涼しいし、すいていたのならちょっとラッキー、という感じでしょうか?^^
展示はほんと見ごたえがありましたね。
私も優美で神々しい感じの作品、よかったと思います!
Posted by はな at 2007年09月02日 21:02
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