2007年06月30日

江戸の四季 広重・名所江戸百景

ニューオータニ美術館で開催中の「江戸の四季 広重・名所江戸百景」を見に行ってきました!美人画とはまた違った風景画・風俗画(←浮世絵自体が風俗画でしょ、ともいえるけど、その、なんていうか、人々の暮らしの様子を描いた絵ていう意味での風俗画です)をとても楽しく見てくることが出来ました!

風景画なんかは、もし私がカメラ片手に観光していたら、こういう感じのところで写真撮りたくなるだろうなあ!みたいなことを思わせる、フォトジェニックな風景がたくさんあって、そういう意味で、ツボがおさえられてるなあ、というか、人気あっただろうなあ、と思うのです。

みんないいのですが、手前にぐっと近くものを配置して遠くに風景を見せる、という、勝手に命名「めりはり系構図」と私が思ってる絵を何枚かピックアップ。

《真崎邊より水神の森内川関屋の里を見る図》は丸い窓越しに隅田川を見ています。この丸い窓っていうのがまずもうすごく粋なんです。そして、窓の外に梅がちらほら、もいい。素敵です。

《吾妻橋金龍山遠望》は川の上からの視点、という感じで、手前側に屋根舟と芸妓がちらりと見えるのですが、ちらりとしか見えないんです、それがまたいいんです。

《亀戸天神境内》も垂れ下がる藤がとっても見事!




《深川洲崎十万坪》は鷲と一緒にスカイダイビングしている目線です。



展示順は前後しますが、他にも気に入った絵はたくさんあります。

《大はしあたけの夕立》は有名な絵です。とてもいいなあ、と思いました。画面の上半分に川岸、下半分に川の水面という画面構成もすごくぱりっとしていると思いました。




飛んでるホトトギスと風に揺らめく赤い旗(?)が印象的な《駒方堂吾妻橋》では解説に<君はいま 駒方あたりの ホトトギス>という句を意識して描かれたとかなんとか。この句、なんとなく女らしい気持ちが心をくすぐるなあ、と思います。

あとは窓から外を見ている猫ちゃんがかわいい《浅草田甫酉の町詣》。猫ちゃんがかわいいだけでなく、部屋の中の様々なものの配置がうまいのです。



展示品には結構近寄って見る事が出来てそういう点でも大満足。ただし、四季のうち、秋の絵だけはショーケースに入っていてちょっと遠かったのがさみしかったです。残念!

あと会場の片隅で実際の彫り・刷りの工程を映像で流していたんだけど、すごく面白くて見入ってしまいました。

とにかく、楽しい絵ばかり!個人的に先日太田美術館で気になった広重とはまた別の広重を堪能した気分で、ますます広重が気になります!!

これも今週末まで。お早めに〜!

ちなみにこれは前期に展示だったもの。
見たかったなあ。
ポストカードだけ買ってきました。



posted by はな at 10:50| Comment(0) | TrackBack(1) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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酉(TORIYA)in亀戸
Excerpt: 今日は亀戸にある焼き鳥屋にいった。いつも行ってもなかなか入れないお店なんだよね。でも今日はちゃんと予約をして行ったんで、問題なく入れた。 入れないときは何で亀戸ごときの焼き鳥屋で予約をしなけ..
Weblog: 新しいインターネット業界波乱万丈記
Tracked: 2007-09-30 21:37
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