2007年06月23日

『トンマッコルへようこそ』

2005年の作品。記事後半でねたばれもしますよ。



たまには映画でも、と思って、久々に映画DVD借りてきました。

内容は、朝鮮戦争の最中、トンマッコルという不思議な村にやってきた南の兵士・北の兵士・アメリカ人兵士。最初は一触即発だったけど、村の空気に包まれているうちにだんだんと打ち解けあい…という感じ。

風の便りで評判は聞いていたので前々から見たかったのですが、期待に違わず、これは感動する。“南北もの”の韓国映画って、人と人がいがみ合うことがどれだけ無益で不幸なことかっていう、かなり普遍的なテーマをあぶりだすから、外国人である私が見てもすごく心に響くものがあるんだよね。

しかも今回はこのDVDを見る直前に、もう軍隊を終えた韓国人の友達とメールをしていて(誤解なきよう付記いたしますが、コミュニケーションは日本語でございます。私はまだ韓国語会話の山のふもとにもたどり着いてませんよ!)「『トンマッコルへようこそ』借りた」と書いたら「テーマは重いけど面白かった」と言われました。理解してはいたつもりだけど、あらためてそういうことを直接言われると、ああ、この人たちにとってJSAもシュリもトンマッコルも、心のどこかに抱えているリアリティーなんだな…と、なんだかただのエンターテインメントではないひりひりっとした感情がわいてくるのです。

そんな心揺さぶる本作ですが、ラストのあり方はあれでよかったのかなあ、とかすかに思います。結局あのシナリオだと「女子どもの平和は軍人が体張って守る」「大事なもののために死ぬのは美しいこと」ていう結論になるんじゃないかな〜て。他の終わり方は想像するのは難しいけれど、でも、あの終わり方はもろ手を挙げて肯定できるものではないかもしれない、という視点も持っていたいなと思いました。

☆追記☆
そうそう、大事なことメモしておかなきゃ♪
北の兵士で一番位の高い人を演じた俳優さん、超イケメン〜!!ほれぼれしちゃう!名前をチェックしました。チョン・ジェヨンというのね。
まじかっこいいっす♪

posted by はな at 20:46| Comment(10) | TrackBack(28) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こんばんは!
軍隊礼賛反対、のような感じの記事は、多少ありましたが、そんなことを描いているとは、思えないなぁ、、、
はっきり、反戦メッセージと受け取りました。
Posted by 猫姫少佐現品限り at 2007年06月24日 20:58
お久しぶりです!
これ、映画館で観るのを見逃していたので、DVDで見なくては!
これを読んで、ますます観たくなりました。
Posted by at 2007年06月25日 08:14
♪猫姫さま♪
姫さま、こんにちは〜!
最近お忙しさのほうはどんな感じですか?
まだ峠を越してない感じですか?
お体ご自愛くださいね!

映画、最後の終わり方は、あの兵士達にああいうことをさせた「戦争」そのものが悪いんだ、という視点に立てば反戦メッセージとなりますね。
いろんな見方ができるんだと思います!


♪そさん♪
こんにちはっ^^
これ、なかなかお勧めですよ〜!
村での様子はかなりファンタジーなのですが、ああ、こんな生活もなんだか羨ましいという気持ちになります。
映画全体のテーマも考えさせられるものだし。
ぜひぜひご覧くださいまし〜!
Posted by はな at 2007年06月25日 15:27
はじめまして。TBありがとうございました。
敢えてTBしていただいたのとは別の記事をTBさせていただきました。最初に見た時と、DVDでもう一度観た時とでいろいろと感じ方も違ったので・・・
あのラスト、私は、人を殺してしまったら、もう元には戻れない、そんな戦争の残酷さを物語っていたと思いました。
「華氏911」で、アメリカの元イラク派遣軍の若者が「人を殺す度に自分の中の何かが壊れていく。魂が壊れていなければ人は殺せない」と言っていた言葉を思い出しました。
アメリカ人のスミスだけが生き残ったところは、もしかしたら同じ民族が殺しあったという、「同族殺しの罪」の意味もあるのかなと・・・深読みかもしれませんが。
チョン・ジェヨンさんもカッコよかったですが、私はシン・ハギュン(ピョ少尉)派です!(笑)
Posted by ぐら at 2007年06月25日 21:14
初めまして。
TBありがとうございました。
私もこの作品の中に痛烈な戦争批判を感じました。
ラストはちょっと悲しかったですね。
昨年の韓国の映画ではトップに入るほど好きな作品でした。
Posted by hyoutan2005 at 2007年06月25日 22:36
♪ぐらさん♪
こんにちは、はじめまして!
コメント&TBありがとうございました^^
TBしていただいたほうの記事、これから拝見しにいきますね!
私もこの記事では言葉が足りなかったですが、ひっくるめて理解すると、あのラストシーンは戦争の悲惨さを描いてると受け取れると思います。ぐらさんの書かれている「人に人を殺させる戦争というシチュエーションの残虐さ」という見方、すごく参考になります。あと、最後5人の朝鮮半島人をあの場に残したことの意味もなるほどな〜という感じです。
シン・ハギュンさんも素敵でしたよね〜^^
南と北のリーダーどちらも甲乙つけがたくかっこよかったですっ☆


♪hyoutan2005さん♪
こんにちは、はじめまして!
コメント&TBありがとうございました^^
最後はああいう行動取らざるを得なかったということこそが戦争の残虐さを浮き彫りにしているのかもしれませんね。ラストのラスト、5人が仲良く昼寝しているシーンはほろりときてしまいました。
私はそんなに映画を見ている本数も多くないし、見ている韓国映画も限られているのですが、これは見て本当によかったと思います^^!

Posted by はな at 2007年06月26日 18:42
 トラックバック、ありがとうございました。幻想的、ファンタジーの形をとりながら、重い問題を抱えた作品でした。結局、どう解決するのか・・・軍事での解決しかないのか・・・映画には、それ以外の方法を教わりたかった。そんな気がします。  冨田弘嗣
Posted by 冨田弘嗣 at 2007年06月26日 22:23
♪冨田弘嗣さん♪
こんにちは、はじめまして!
コメント&TBありがとうございました^^
戦争という存在そのものがあの結末を必然にしてしまったのかなあ…という感じがします。こんな結末は見たくないのに、でも、これしかなかった、というところがこの映画の悲しさ、そして、戦争の悲惨さということなのでしょうか。
ファンタジーの中にひそむ悲しいリアルだな、と思いました。
Posted by はな at 2007年06月26日 23:04
TBありがとう。
もうこの世界では、「トンマッコル」のような空間をもちえないことが、哀しいと思いました。
Posted by kimion20002000 at 2007年06月27日 00:56
♪kimon20002000さん♪
こんにちは、はじめまして!
コメント&TBありがとうございました^^
有史以来争いが絶えなかったことを思えばトンマッコルはこれまでも存在しなかったのかもしれません。むしろこれから少しずつそれに近づいていくべき未来?
Posted by はな at 2007年06月27日 09:58
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