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ロストロポーヴィチ 人生の祭典
2006年 アレクサンドル・ソクーロフ監督
この日は銀座から渋谷に出たんだけど、映画館が意外と遠くてちょっと焦りました。でも時間にも間に合って、無事見ることができましたよ。
フィルムは2部構成、ロストロポーヴィチと妻であり往年のオペラスターのガリーナ・ヴィシネフスカヤの金婚式のパーティーの様子から始まり、二人の人生の軌跡、そしてインタビューなどから構成されています。第2部には小澤征爾が振るウィーン・フィルでとある新曲をあわせ、そして初演を披露するまでの模様を見ることが出来ます。
やっぱり一番印象に残っているのは、あのオケとの練習風景。音楽を作り上げていく過程でのロストロポーヴィチの迫力!!ものすごかったです。もう、なんていうか、見えない閃光が走っているって感じ。眼差しに神が宿っていた。いや、神なんていうとちょっと洗練されすぎているかな。鬼神が宿っていた、と表現したほうがぴったりくるかも。
演奏風景で手元とかも見ることができたんだけど、私、弦楽器演奏している人の指って大好きなんです。あの、演奏することに特化されたような指の形、音の響きそのものを体現しているムーブメント。もうねえ、魅惑的。
彼自身があの演奏を「最後の初演」と決めていたらしいけれど、彼が天に召されたこのタイミングのことを考えると、どうして「最後の初演」にするって決めたんだろうって、何か不思議なものを感じます。
他には、妻・ガリーナもとても魅力的な音楽家でした。現役時代の声もすっごく素晴らしいし、後輩を育てるその姿も美しい。映画ではロストロポーヴィチについてもガリーナについても、その人間的魅力がとても味わい深く表現されていたと思うけど、ああ、この夫あってこの妻あり、この妻あってこの夫あり、という感じで、素晴らしいカップルだったんだな、と感じるのです。
あとはインタビューの中でバッハについて語るところがあって、嬉しかったです。無伴奏チェロ組曲の彼の演奏が大好きな者としては「こういうふうに感じて演奏していたんだな」と知ることができてとても興味深かったです。
それから、考えさせられたのは、彼と”ロシア”あるいは”ロシア的なもの”との関わり、かな。ソ連から亡命し「世界市民」として活躍した彼だけど、インタビューの中では音楽と”ロシア的なもの”とについてかなり重要なことを語っていました。芸術と”ロシア”ってちょっと興味深いかも。今度ロシア絵画の展覧会行くし、ちょっと自分なりに”ロシア的なもの”を考えることとしてみましょう。
最後に、心から心から、ご冥福をお祈り申し上げます




私も2日行ってたんですよ。
3回目の回でした。
ガリーナさんが凄かったですよねぇ。
行って良かったです。
また遊びに来てください。
はじめまして!お越し頂きありがとうございました^^コメント&TBもありがとうございます☆
2日の3回目ていうことは、なんとなんと、同じ回です!!ちょっと感動しちゃいました。あの中にいらした方とこうしてコミュニケーションできるなんてなんだか不思議な気分です。
映画はドキュメンタリーとしてなかなか秀逸でしたね。あの奥さんの存在はロストロポーヴィチにとって、とても大きかったんだろうなと思いました。
またそちらにもお邪魔しますね^^
ロストロポーヴィチって、たくさんの人に愛されていたんですよね。その人柄も音楽への姿勢も、ほんの少しでも垣間見れたことは、私にとっても大変意義のある事でした。
小澤さんとの師弟関係もとても強い絆であったり。演奏をしている姿はさすが巨匠でした。
なんか、時が流れたんだなって訃報を聞いて心に穴が開いてしまった気がしてます。
また読ませてくださいね♪ありがとうございました。
シャーロットさん、こんばんは、はじめまして!
お越しくださりありがとうございました^^
本当にロストロポーヴィチは20世紀を代表するマエストロといっていい人なんだろうなと感じさせられた映画でした。音楽への姿勢には鬼気迫るものを感じました。
そして友人や家族と過ごすときのあの愛すべき人柄もまた素敵でした^^貴重なドキュメンタリーでしたね。彼の演奏をライブで聴くことができなくなってしまったのは大きな喪失だと思います。
またお越しください☆
私もお邪魔します^^
はなさんのご感想を読ませて頂いて、ぜひ地方でもこの映画の上映をと切に思いました。残念ながら地方者の私はいつか上映されるであろう日を待つ悲しい身です(笑)。
チェロ奏者ではパブロ・カザルスさんも平和活動家として有名でしたが、ロストロポーヴィチさんの死はまさに、「またひとつ巨星墜つ」、ですね。音楽を含め芸術の放つエネルギーの大きさを感じます。
はなさんのブログは大変充実していて楽しいですね。私のブログはぶつぶつ独り言のような感じでお恥ずかしいですが、よろしければまたお遊びにいらして下さい。これからもよろしくお願いします。
トラックバックありがとうございます。
この映画是非見たいと思っています。
この記事を読んでさらにそう思いました。
私は趣味でチェロを弾いたりしていることもあってロストロポーヴィチの存在は大きかったです。
そういえば奥さんとの歌の入ったCDを持っていたことを思い出しました。
聴いてみます。
くーみんさん、こんにちは、はじめまして^^
お越しくださってありがとうございます!
くーみんさんのお住まいのお近くにはこれが上映される映画館がないんですね…。でも、貴重なドキュメンタリーに仕上がってますし、DVDも発売されるのではないかとにらんでいます!もしそうなったらぜひご覧くださいね!
ロストロポーヴィチ氏の存在はその行動の社会的な意味も大きく取り上げられることがあるけれど、芸術も社会的な行動も彼の中では別物ではなく「自分らしく在るために必要なこと」として1つなんでしょうね。とにかくスケールの大きな大人物だったと思います。
私のブログなんてそれこそ独り言のはきだめみたいなところでお恥ずかしい限りですが…在宅・外出先に関わらず、何か手持ち無沙汰になったら更新するという、更新頻度だけは高いブログですのでお気が向かれたら遊びに来てくださると嬉しいです^^私もくーみんさんのブログにお邪魔しますね☆
♪ダンベルドアさん♪
ダンベルドアさん、こんにちは、はじめまして!
お越し頂きありがとうございます^^
チェロをされてるんですね。すごく素敵です!私はもし生まれ変わって(?)音楽の才能に恵まれたらやってみたい楽器がチェロかファゴットなんです。チェロをやってみたいと思ったのは私にとってもやはり氏の存在が大きかったのかもしれません。
ところで私はこの映画で初めて奥様がすごい歌手であったことを知りました。なので、そのチェロと歌のCDというのはものすごく興味がひかれます!!もしよろしければCDタイトル・レーベル名などご教示願えませんでしょうか。またここにいらっしゃることがあったらコメント欄に書いていただければすごく嬉しいです!!心ひそかにお待ち申し上げております^^
この映画、見てないんですよ。何とか都合をつけて見たいと思います。
自爆しそうなので、映画見たらまた読みに来ますね。これからもよろしくです♪
ロストロポーヴィチと夫人のチェロとソプラノの共演CDを聴いて今日記事にしました。
記事の中でリンクを貼っておきましたのでご覧下さい。
何年も前のCDなのでショップに置いていないかもしれませんが、ネットでは廃盤でないようです。
こんにちは、はじめまして!
お越し頂きありがとうございます^^
貴重な映画になってるので機会がおありでしたらぜひご覧ください!
♪まっしゅさん♪
こんにちは、はじめまして^^
お越し頂きありがとうございます!
ドキュメンタリー映画で特にストーリーのどんでん返しとかがあるわけではないので「ネタバレ」を気にせず未見の方にもTB送ってしまいました…失礼いたしました+_+
まっしゅさんがご覧になったときのご感想も読めればなと思ってます!
♪ダンベルドアさん♪
ダンベルドアさん、こんにちは!共演CDの情報ありがとうございます!ぜひ聞いてみたいと思うので早速ネットでチェックしようと思います。
器楽も好きですが歌声も好きなので…。
CD聴かれた感想の記事にもお邪魔しますね!
トラックバック&コメント、ありがとうございます。
映画、見に行って参りました。こちらの記事にトラックバックさせていただきます。
こんにちは!コメント&トラックバックありがとうございます!見てこられたんですねo(^-^)o今は旅先でパソコンにつなげない環境にいるので帰宅したらまた感想読みにお邪魔しますね☆
短い時間だけれども、2人の人生と音楽をギュッと凝縮した濃い映画だったと思いました。
こんにちは!TBありがとうございました^^
題名の「ロストロポーヴィチ」一人の映画というよりも、まさに2人の人生を描いた映画でしたね☆ぜひ、ガリーナ・ヴィシネフスカヤの歌も聴いてみてください!
私は、TBを打っただけでしたが、当方のブログにコメントも入れていただきありがとうございました。
とても良い番組で、ブログに書かないではおれませんでした。
番組の中での、奥さんの言葉も重みのある内容が非常に濃いものでした。
映画は勿論、こんどCDを買って聞きたいと思います。
こんにちは、はじめまして!
またお越しくださってありがとうございました^^TBのみでも全然問題ないです、大歓迎です!
奥様も音楽家としても、また、あのロストロポーヴィチのパートナーとしてもすばらしい人ですよね。最近彼女の歌をよく聴いています。だいまつさんもぜひお聞きくださいね^^