2007年03月27日

ダ・ヴィンチに会いに

行ってまいりました!!
開催の知らせを聞いてからずっと楽しみにしていた展覧会「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の実像」@上野の東京国立博物館!!








「受胎告知」、レオナルドの実質的デビュー作であり、また、彼の思索の原点がつまっているともいえるこの傑作が日本初公開ということで、えっさほいさと行ってきたわけです。

普段はどこへ行くにも重役出勤な私が国立博物館に着いたのが午前10時45分。これはかなりがんばった時間です。

でも…なんだ、この混みようは!!

作品が展示されている「特5」への行列の最後尾に並んだところで「ここから20分待ち」という、これはどこのネズミーランドですか?みたいな看板が出てる始末。

でもね、これ、帰宅してから母に聞いたら「あら、おばさん達っていうのは午前中に美術館を見てランチして帰るのよ」とミセスの行動パターンを教えてくれました。そういわれてみれば、帰ってくるときのほうが断然すいてた。母よ、そういう大事なことは先に教えてくれ。

まあ、そんなわけで、ダ・ヴィンチ展、行かれる方は、私みたいに気合を空回りさせて午前中に行かなくてもいいかもしれません。むしろ午後がいいのかもしれません。責任持てませんが。

まあ、話を元に戻して、特5でございます。入り口では荷物チェックとボディーチェックがありました。うむ、厳重。

なかの照明はがっつり落とされて、もう、作品保護第一!!みたいな感じがひしひしと。会場内は通路がうねうねと作られていて少しずつ作品に近づける感じで、それがまたいっそうどきどき感を高めます。

うねうねの通路を通り、いよいよ最前列へ!!

透き通るような肌と幼い顔(かお、と書いて、かんばせ、と読む!!)のマリア、その「無垢」という表現がふさわしい面立ちに緊張と驚きの表情を浮かべている一瞬が表現されています。マリアの細い指先にもその感情がにじみでていて、私の目を捕らえて離しませんでした。

でも、実際は「マリアが私の目をとらえて離さないんです!!!」と主張しても係員に「動いてください、進んでください」と怒鳴られるシチュエーションでしたが…。そう、作品の前では立ち止まれないの。

なので、私は合計4回再入場しましたよ。まあ、そのうち3回は変なところから会場に戻って、しまいには係員に怒られたんだけどね(恥)

ぐるぐるまわって何回も見た〜!
大天使ガブリエルがささげもつ百合、2人が対峙する庭園に生い茂る植物、人物に宿る光の美しさ、絶妙のバランスの構図。これを弱冠20歳で描いたかと思うと、やはり天才だと感じるのです。私は○○歳だけど、何をなしとげただろう。

そんな思いを抱えつつ、次の展示室へ。こちらはレオナルドの膨大な手稿を元に、彼の思考を追体験します。レオナルドが考えぬいたいろんなことを具体的に模型化したり映像化したりして「へ〜!!」と思わされることしかり。でも、ばかばかしいくらい混んでたのが残念。ゆっくりじっくり楽しみたかったなあ。

でも、やっぱり、すごかったです。人間ってこんな風にとことん頭脳を使えるんだ、て思った。私にも出来るかな、て思ったりするけど、私なんか幾何とかいわゆる理系なことになるととたんに頭の働きが鈍るからなあ…。同じ人間なのになんでだろう。でもまあ、私は私のベストペースで頭脳を使っていくことにするよ、レオ様。

帰りには図版も買ってきました!やはり、というか、まあ当然なわけですが、池上英洋先生がリードしてまとめられたものなので買って損はないよな、と。基本的にこの展示会の内容を収めているので手稿からレオナルドを見る的な内容なので、レオナルドが「全ての学問の中で最上位に位置する」とした絵画については池上先生が最近出されたあのダ・ヴィンチ本がやっぱりほしくなっちゃうのです…。物欲が…。

そんなこんな感じで展覧会を後にしました。とてもよかったです。

飛行機だよ。これは写真とってよかったんだからね!破廉恥行為したわけじゃないよ!!後ろの桜も綺麗でしょう。





さてさて、前述したとおり、本日最悪最低の靴擦れ日和だったわけで、この時点で私の足はもう地獄絵の様相を呈していたわけですが、そんなことは気にせず(?)博物館の裏手の庭園を楽しんでまいりました。

花曇りだったのでちょっとぱっとしませんが、いくつか写真を〜!

ソメイヨシノではない種類の桜がいくつかあって、どれも見ごろでした。庭園は静かで人通りも少なく、とてもよかったです。駅から博物館までの道のソメイヨシノ並木はまだ五分どまりといったところでした。




ほら満開!!




渋い五重塔。




きれいきれい!




すみれじゃないかもしれないけれど、すみれ色した花。




庵と桜。



結構艶やかなので桜じゃないと思って近づいたら桜でした。えーと名前を忘れたけれど「なんとかジサクラ」って、お寺の名前がついていたような気がする。



きれいなものをみているときは痛さを忘れるんですよ。
品のいい庭園ってほんといいものですね〜!

展示も庭園もとてもよかったです。
いい一日でした!




posted by はな at 21:56| Comment(6) | TrackBack(6) | 美術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
満開かぁ、、、
ウチの近所の公園も、昨日、今日で、
一気に咲き出したみたい。
Posted by 猫姫少佐現品限り at 2007年03月28日 00:03
場所や種類によるみたいなのでお気をつけくださいまし〜!
同じ上野でも五分のところもありました。
友達は新宿御苑は結構咲いていたといってましたよ!!今週末あたりは花見の宴がにぎやかそうですね!
Posted by はな at 2007年03月28日 00:18
凄く混んでいたんですね〜、入場制限ですか!!記事拝見して驚きました。お母様の仰るように平日の午後の方が空いているかもしれませんね。
でも、絵は何度も列に並びなおされてじっくり見られたようで、よかったですねー!!かな〜り前でじっくり見ることができるようになってますもんね、それに何といってもあの照明は特筆に価しますよね。
私は夜に行ったので、上野公園の赤いお花見の提灯しか見てないのですが、随分桜咲いていてきれいなのね〜!
Posted by rubicone at 2007年03月28日 23:07
ついについにダ・ヴィンチに会いにいってまいりました〜!私のなけなしの気合が裏目に出て、おそらく一番間違った時間帯に行ってしまったみたいですが、きっと午後からのほうがよかったんでしょうね。でもこれが会期終了に近づくにつれてじわじわと混んでいくことを考えたたら早めに行ってよかったです!
絵はすごく心惹かれたので、不審者扱いされることを覚悟で何度も並びました^^ほんと、素晴らしかったですよね〜!見ている時は考えが及ばなかったのですが、あれは照明の素晴らしさもあったのですね。絵の光の感じが本当に透明でした!!
ちなみに桜ですが、私が行ったときも上野公園はあまりさいていなかったのですよ。この写真は庭園です♪たぶん種類が違うので早く咲いていたんだと思います。ソメイヨシノはもう少し先かしら?
あ〜私がVIPだったら、桜も絵も独り占めしてもう一度見たいです☆
Posted by はな at 2007年03月28日 23:32
こんばんわ。
終わってしまって今更ですがTBさせていただきました。
受胎告知は酷でしたね。ずーっと見てたいのに係員の「進んでください」の容赦ないひとこと。
3000円払ってもいいので、時間長めに見せて欲しかったです。
Posted by あおひー at 2007年06月23日 23:45
♪あおひーさん♪
こんにちは^^
コメント&TBありがとうございます!
この展示は人が多かったからしょうがないのかもしれないけれど、最前列が流れるしかなかったのはちょっと残念でしたね。
私は記事に書いた通り再入場を繰り返したのですが^^;
落ち着いて見るにはウフィツィにいくしかないかしら?
Posted by はな at 2007年06月24日 13:59
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