2007年02月15日

シンポジウム『どうする どうなる 憲法9条』

記事のカテゴリーを何にするか迷ったのですが、「読書」と「勉強」というものが関連性があると思ったので、ここはひとつ広くとらえて、こういう「向学心」のままにおもむいたイベントも「読書」カテゴリーにいれようと思います。

でも…向学心なんていってるけど、最初に正直に告白しますが、「姜尚中氏を生で見たい揺れるハート」という、単なるミーハー根性で行きました。こういうまなざしは姜氏にとって不本意かもしれませんが、彼は私のアイドルです。氏の著書に対してはクリティカルなまなざしではなく、むしろ、愛しむような高揚感を持って接してしまいます。って、実は、他の学者の本も同じようなものかもしれない。私の弱い頭ではクリティークということまでおぼつかなく、ただ、その構築された世界に美しさや熱情を感じたら、それに溺れながら読んでしまう、という、はなはだ「大学出たのが無駄!!」的な読み方しか出来ないんです。まあ、この世を動かしてなんかいない、どこにでもいる一介のOLだし、別にいいよね、本なんて好きな読み方して。

ま、そんなわけで、あこがれてたアイドルのライブに初めて行くようなそんなわくわく感を抱いていってきました、霞ヶ関!

名づけて、弁護士会主催憲法シンポジウム『どうする どうなる 憲法9条』!!
サイトはこちら↓
http://niben.jp/02topics/2006/070215.html

ではライブレポートいっきまーす!

5:30開場、6時スタートだったにもかかわらず、お昼に美術館で長居をしてしまったので、遅刻して入場。席は結構満席に近く、しょうがないので後ろのほうの空いてる席に体をねじりこむ。おめあてのパネルディスカッション(ていうか姜氏の登場揺れるハート)はまだはじまっておらず、ほっと一安心。でも、だれかしゃべってるのだけれど、様子が変。どうやら最初は政治家がしゃべってるよう。自民・公明・民主と1人ずつでてきてしゃべってるのだけれど、「うそつき!!」とかいってヤジ飛んでるの!!超どんびき!!これは何の政治集会ですか?私、こういうの生理的に受け付けないんですけど。原則として何事においても「徒党を組めない」精神構造の私としては、居心地の悪さMAX。「私、場違い」的冷や汗がだらだら。徒党を組むって、ともすれば、自分の頭を使って思考するということを放棄しがちになるよね、徒党で共有された考えをふりかざすだけで。壇上の政治家も、会場で野次を飛ばしてる人たちも同じに見えたよ、「自分が属する集団のたてまえとしての言葉しか吐いてない」って点において。でね、いや、別に共産党支持者の人達を云々言うつもりはないんだけど、共産党と社民党(←うえっ、まだ政治家やってんだ、の辻本清美さんが出たの!!!)のスピーカーが出たときだけは拍手で迎えるっての変だから、気持ち悪いから。そもそも、発言を受け入れる精神構造が違うってアンフェアよね。まあ、そんな感じで、政治集会臭ぷんぷんの前半が終わり、もう、げんなりですよ。よっぽど帰ってやろうかと思ったけれど、ここまで来て姜氏のご尊顔を拝まず帰れるか、とふんばりました。

そこに、夢にまで見た(←おおげさ)姜尚中氏登場!!すごいすらっとしていて、端正な面立ちで、かあああっこいい〜!!!まじ萌え!(↑で「発言を受け入れる精神構造」云々と言ってるのはこの際見逃してくださいキスマーク調子いいですね、私^^;)基調講演でするんるんソフトな語り口にますます萌え!
それまでの、しなやかさを失った言葉の応酬の流れを華麗にぶちぎってくださって、北東アジア、彼の言葉で言うところの東北アジア(これは東南アジアに対するワードなのかしら?どういう背景があって東北アジアって言うようになったのかちょっと気になりました。)の中の日本の力という思考的枠組みを提示してくれました。素敵〜ハートたち(複数ハート)

基調講演に続き、コーディネーターに司法試験の伊藤塾の塾長・伊藤真氏(通称イトマコ。生イトマコも初めて見たよ!ていうか、この人しゃべりすぎ。)ともう一人弁護士さんがついて、パネラーには姜氏を含め3人の学術関係者がついてパネル”ディスカッション”が始まりました。あえて「””」をつけたのは、ま、それが普通だとは思うけれど、コーディネーターの出すお題に沿ってお三方がそれぞれ意見を言う、という、「議論をかませていく」というタイプのエキサイティングなディスカッションのタイプではなかったから。ま、いいんだけどね。三者三様の視点で、少なくとも前半のスピーカー達よりは「自分の言葉」をつむぎだして語ってくれて、少しは前半のどんびき気分も回復してきて、よかったです。会場の「マジョリティー」と思しき人たちに若干おもねるような音色も聞かれましたけど、まあ、あのぐらいなら自分の中で織り込み済みかな。どちらがいいとかわかんないし、完璧な理想像とかも提示できないけれど、やっぱり聞いててアカデミックにエキサイティングなディスカッションって、大学とかそういう場とかじゃないと実現し得ないのかな。そう思うと、大学時代もっと勉強しておけばよかったと、劣等生は思うわけです


あとさ〜、別にイベントの楽しみ方なんて人それぞれだから、私がとやかく言う権利もないんだけどさ、与党+民主党のスピーカーの時にやじ飛ばしておきながら、パネル”ディスカッション”時に自分に都合のいい文言を聞き取るたびに局所的にぶんぶん頭をふってうなづく人って、何考えてるの?自分の中で咀嚼する時間ってもうけてる?それとも咀嚼とか思考とかそんなこと必要ないくらい、神のように賢いわけ?私、議論ってさ、「うなづきあいとの決別」だと思ってんのよね。相手の発する言葉を受けて、そこでうなづかず、いかに思索し、アウトプットを出していくか。それが議論というものだと思う。まあ、パネル”ディスカッション”してるパネラーの様子をオーディエンスはただ見ているだけ、質問の機会も与えられない、というイベントの作られ方じゃ、視聴者はうなづくだけしかできないっていわれればそれまでなんだけどさ。なんか、あの、頭ぶんぶんふってる人達みるとげんなりしてきた。

でもまあ、普段の関心分野が偏っている私にとっては、ああ、こういうトピックもあるんだ、と思わされたことがこのイベントで耐えたことにより得られた収穫です。

もうひとつは、もちろん揺れるハートライブ姜氏を見ることが出来たこと!
posted by はな at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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