2007年02月11日

STING"My Funny Valentine At the Movies"

2005年に日本で出されたコンピレーションものです。STINGがいろいろな映画に提供してきた楽曲を集めたもの。タイトルに便乗して、自分へのバレンタインのプレゼントとして買いました!アマゾンでのレビューの評価がすごく高かったのですが(まんまとだまされてるよ!)期待に違わずめちゃくちゃ満足度高いです!!
先日の記事で「今月はフルトヴェングラーに力を入れる!」とか書いておきながら、早速浮気ですよ^^;あ、でもフルトヴェングラーも毎日聴いてますからね!

てなわけで、こちらがジャケット。

世界で一番かっこいいおじさんです。



1曲目"My Funny Valentine"はハービー・ハンコックのピアノも楽しめる1粒で2度おいしいジャズ・スタンダード!
2曲目は"Englishman in New York"で、もう、若かりし頃から何度となく聴いた曲です。友達と教室の片隅でサビの部分をはもって歌ったこともなつかしい思い出。ほんと、STINGは私の青春なんだから。
3曲目の有名な"Shape of My Heart"は映画『レオン』につかわれた曲。ほんとに名曲。ひりひりとするようなこんな美しいメロディーを作れるなんて、この人、天才でしょ?天才以外の何物でもないです。
4曲目"The Windmill of Your Mind"も、大人なムードのアレンジにささやくような歌声で、私をソフトにノックアウトしてくれます。
5曲目"My Funny Friend and Me"も聴きやすい耳あたりのR&B風アレンジ。優しい感じの曲です。
6曲目"The Mighty"はね、ケルト風スパイスの入ったアレンジだけど、ビートが効いててモダン(言葉が古い?^^;)な仕上がりになってる!これもまた魅力的な1曲。
7曲目"Until..."は、3拍子が甘美なちょっとクラシカルな響きが素敵。
8曲目はね、おっさん達のかっこよさを堪能できる"All for Love"。ブライアン・アダムス、ロッド・スチュワート、そしてスティングの3人で歌ってんの。ね、超おっさんぞろいでしょ?でもこれが恥ずかしげもなく2枚目な音楽やってくれちゃってんのよね!以前から持ってるロッド・スチュワートのアルバムで聴いたことがあったんだけど、いい曲よね。
9曲目"The Secret Marriage"はピアノを伴奏に淡々と歌い上げる綺麗な曲。その美しい調べに歌われる歌詞の世界のひんやりとした感覚がめまいを起こさせるような魅力を持ってます。
10曲目もジャズのスタンダード"Someone to Watch over Me"。やっぱり、曲そのものもいいけど、Stingの甘い歌声もいいのよね。
11曲目"It's Probably Me"は解説によるとエリック・クラプトンとデビット・サンボーンが競演してるとのこと。豪華だな。私の中で、デビット”秋の夜長”サンボーンと勝手にミドルネームをつけられてるサックスのおじさんです。
12曲目は"Angel Eyes"は結構けだるい感じのジャズ曲。ピアノとウッドベースのシンプルな作りがいいです。
13曲目"Moonlight"はちょっと小野リサを連想させるような心地よいタッチの楽曲。とてもきれいです。
14曲目の"My One and Only Love"もジャズのスタンダード。そう考えるとこのアルバム、かなりジャズ風味なんだな、ということであります。
15曲目"Fragile"は名曲中の名曲よね。Rain will fall/ Like tears from the star...私、雨が降るたびにこの歌思い出すもん。人間ってどうしてこんな悲しい存在なんだろうって感じさせてくれる、心をとらえて離さない曲。
16曲目は"Murder by Numbers"。アルバムも終わりのほうになってきて、なんだかポリスのにおいがどこからともなく漂ってくるようです(笑)
17曲目もよく聴いたな〜って感慨深い"Valparaiso"。夜の海の冷たさ、不思議に気持ちが引き締まる、そんな潮風のにおいがする曲。大好き。
18曲目もポリス〜!"Demolition Man"。STING名義の曲が「ダンディーなおじさま」だとしたらポリスの曲は「かっこいい不良のお兄ちゃん」だと思うのは私だけではないはずです。

調子に乗って全曲レビューしちゃったよ。

これねえ、STINGのキャリアの中のいろんな年代の楽曲、あるいは演奏が入っていて、今までSTINGとして出してきた数々のアルバム各々どれにも属さないこぼれおちた宝石を集めたみたいな嬉しい輝きがあるの。日本企画盤ってことらしいけど、海外では売ってないのかな?そうだとしたら、このCDの存在だけでも、私は日本に生まれたことに感謝したいくらい!!それくらいいい!!

映画の曲ってこともあって、みんな耳に心地よいのね。いくら食べても胸焼けしない感じ。それをものたりない、って言ってしまうかどうかは、まあ、主観の問題だと思うけど、私はいくらヘビロテしても飽きないっていうのは、やっぱりそれだけ完成度が高い作品群なんじゃないかって思う。

最近はね、寝るときにこれをかけて寝ているの。普通、音楽をかけて寝ると、耳がついつい聴き入っちゃって、目がさえてくるのでかけないんだけど、これは違う。子守唄になるんです。それはね、これがつまらない音楽ってことを意味してるわけじゃ全然ないです。自分の心があるべきところにおさまることを手助けしてくれる響きがあるってことなんです。それが心身をリラックスさせてくれて、すごく心地よい眠りに導いてくれるってわけ。それは、客観的な理由じゃなくてきわめて主観的な理由があるんだと思う(もちろんSTINGは客観的に見てもものすごく成功を収めてる才能あるアーティストです)。私がまだ若かったころ、はじめてSTINGを聴いた衝撃はいまでも忘れられない。それからずっと彼の音楽を聴き続け、彼が年をとり、そのスタイルを成熟させていくのを見ながら、私もまた年をとってきたわけです。一緒に、ね。だから、STINGの歌声には私の半生が詰まってるといっても過言ではないんだよね。そんな歌声をきくことは、とりもなおさず、自分をみつめること、自分自身を認めること、自分の心の居場所を見つけることに直結してくるんです。私にとってSTINGってそういうアーティストなんです。

STINGの音楽大好き。作る曲も好きだし、歌声も好き。成熟していて、でも、どこか近寄りがたい寂しい冷たい響きも持っていて、そして、なんともいえず甘い声。

私にとって、とても大事な芸術家。
これからもいつも私のそばに響いていてくださいって思います。
posted by はな at 22:40| Comment(2) | TrackBack(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
はなさん、こんにちは^^

スティング、僕も大好きです!
彼の音楽は僕の好きな映画にもよく使われます。
彼の「スティング・アット・ザ・ムーヴィーズ」もなかなか良いですよ^^
是非聴いてみて下さいね〜♪
モディリアーニまだ行けてません><
はなさんの根津神社行きとどっちが早いかな(爆)?!
そうそうこの間観た『黄色い涙』の中で主人公たちの暮らす部屋にポスターが貼ってあり、「モヂリアニ」って書かれていました(笑)
Posted by cyaz at 2007年04月26日 12:47
cyazさん、こんにちは〜!
cyazさんもスティングお好きとは〜♪
いやあ、もう、スティングもポリスもかっこいいですよね!!ポリスのドキュメンタリー映画も見に行く予定ですし、チケットが無事に取れたら日本公演も行きたいです。は〜、こんなにときめかせるなんて罪なおじさんたちです(笑)

モディリアーニよかったですよ^^なかなか興味深い視点での展覧会だったと思います。「モヂリアニ」もなんだかいいですね(笑)
Posted by はな at 2007年04月26日 16:38
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Weblog: 京の昼寝〜♪
Tracked: 2007-04-26 12:40
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